steely dan”aja”
1977年にリリースした6作目のアルバム。日本盤を買いました。Gaucho含め、スティーリーダンの代表作にして名盤。内容はもう語り尽くされているんで割愛します。
アルバムジャケットはカメラマンの藤井秀樹が撮影した山口小夜子の和服姿。確かこのアルバムのために撮影されたのではなく、写真が採用されたと記憶しています。小夜子に直接ajaのジャケ写のことを尋ねたら小夜子さんはあとから知って、実際にレコード聴いてバンドも好きになったとおっしゃっておられた。
そもそもスティーリーダンのアルバムのジャケットはろくなものがない(マニアの方・・・すみません)。ajaはアート性の高さが際だった文句なく最高にかっこいいジャケット。レコード盤でもぱっと見、何のビジュアルかわからない、アート性の高さ、ライブやらない謎めいたバンドとうまいことマッチングしたのかも知れないなと思います。当時、東洋人がアメリカのバンドのジャケ写に起用される等、あり得ない話でしたから、音楽好きの間では随分話題になり、伝説みたいに語られ続けていました。レコードジャケットっていいものです。
ウォルターベッカーも小夜子さんもこの世にはもういない。ですが残した足跡はいまだに多くの人々に影響を与え続けていくと思います。
aja、gauchoだったらボクはajaの方が好き。どっちも完成度高くていいんですが。個人的にはpretzel logic 、countdown to ecstasyあたりが好きです。再活動した後のライブは行った。パーカッションの人、たまたまニューヨークのライブハウスで演奏してた人だったので驚いた。名前知らないけど間違いない。