beolove blog(B&O etc)

90年代のBang&Olufsenのオーディオシステム。出張用にポータブルスピーカーを愛用しています。音楽、インテリアなど趣味のものなどいろいろ。

centuryのスピーカーネット分解

海外のサイトを見たら自分で張り替えたと思われる写真を見つけた。じゃあ自分で張り替えにチャレンジ!と思い、退色したイエローのスピーカーネットを分解してみた。プラスチックのパーツをゆっくり外し、パーツにわけたところ。布はプラスチックの部材に接着材で直接圧着しながら固定されている。バラして半年以上経過するが、いまだにそのまんまです。布も買いに行ってもない。どうやったらうまく張れるかなと思案中です。ユザワヤ持って行って相談してみようと思っていますが、どなたかいい知恵あったら教えてください。


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イエローは退色すると、開口している部分が黒ずんで見えるようになります。

Living room

USMハラーハラーのサイドボードにsystem7000とbeosound centuryを。センターに額装して飾っているのは立花ハジメの12inch「beauty &modern things」(1986/vinyl)。この組み合わせがお気に入り。f:id:beolove:20181103222016j:image

「beauty &modern things」の盤面には手塚治虫のイラストがエッチング加工されています。レコードにエッチングとは・・・ロマンチックで美しい作品。

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リビングテーブルはフリッツ・ハンセンの通称「Bテーブル」。スーパー楕円テーブルと最近は呼ばれているようですね。ピート・ハイン、アルネ・ヤコブセン、ブルーノ・マテソンによるデザイン。1968年発売のロングセラー。我が家は120*150cm。サイズは様々選べる。最近表参道のストア覗いたら、伸縮出来るタイプがあるのを初めて知った。もう25年使っていますが買い換えようと思ったことは一度もない。

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いつもテーブルに座って音楽を聴いています。beosystem7000、Centuryとの使い分けはかけるソースにもよるし、気分で。カジュアルに音楽を聴きたい時、こじんまりとざっくり聴きたい時はCenturyで。気持ち良く音楽聴きたい、もしくはしっかり音楽を聴きたい時はbeosystem7000で。あとアナログ盤は、

 

 

bang&olufsen beolab penta

 system7000と組み合わせているスピーカーのbeolab penta。

1986 - 2000年製造。デザインはLone and Gideon Lindinger-Loewy

アンプレスのパッシブスピーカーbeovoxも併売されてました。(アンプがない分高さは低いです)私のはMk.2モデルです。

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ユニット構成は、13cmのウーハー4基、8cmスコーカー4基、2.5cmソフトドームのツイーター1基の計9基のスピーカーが五角形の箱に配置され、最下部にある約200Wのアンプ部でドライブします。

オーディオに詳しい人には通称「バーチカルツイン」と呼ばれる仮想同軸方式のスピーカーです。同時期パイオニアも同じ考え方のトールボーイのスピーカーはありました。

キャビネット五角形にしているのは、キャビネット内部の定在波の反射を減少を目的にして作られたもの。小スペース、高効率、高音質を目指して作られたスピーカー。

過去のB&Oのスピーカーの流れを全く汲まず、いきなり登場したような記憶があります。アンプ内蔵スピーカーはバイアンプとも言いましたが、同時期イギリスのmeridian audioからもバイアンプのスピーカーは発売されていました。

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ソース、音量などを表示するディスプレイが組み込まれていて、PowerLinkケーブルを介して接続するとレシーバー経由で情報が伝達し、表示する仕組みです。

上の写真はMk.2のディスプレイ。

片側が点灯しなくなりeBayでOEM品を買って取り付けたらMk.1用でした。(下の写真)

違いはCDのトラック表示をしないこと。f:id:beolove:20181103032623j:image

最終型の方Mk.3はグリーンに変更されました。

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Mk.2のディスプレイを探し続けてますがeBayもイギリスの専門店でもなかなか出てこないです。数年前に見つけていたんですが、いざ買おうと思ってHP見たら売れてしまっていて、買い損なった。見つけたら買わないといけないですね、やっぱり。

pentaはミッドレンジのスコーカーのエッジが腐るのは持病。私のも腐ってるだろうなと思いつつ、サランネットを外すのも怖くてずっとそのまま使っていたのですが、ある日恐る恐る開けてみたら・・・案の定エッジはボロボロ。自分で交換しました。

その他、アンプ部分の開閉する機構も壊れやすい。私のも片側は開きっぱなしなので、空けたままにしています。これは海外でOEMの部品売ってます。

発売当初、beocenter9300と並んで展示されていました。いいなぁと思いつつ相変わらずまだその時点では夢のオーディオでした。

結局数年後に手に入れるわけですが、高さ165cmあるし、五角形だし、最初買った時に存在感がありすぎて浮いちゃうんじゃないかと心配していました。いざ部屋に設置しても、そんな浮いた感じはしないし、幅がさほどないので設置はしやすい。所有していて気を遣うのは、引越の時や地震の時倒れないかと心配してしまうことでしょうか。日本でも結構売れた機種なので手に入りやすいスピーカーです。

 

 

 

earphones-bang&olufsen,beoplay

Bang&Olufsen、beoplayのイヤフォン達

Bang&Olufsen A8 earphone

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2000年発売。デザインはAnders Hermansen。発売してすぐに買った。断線して一度交換。以降幾度も断線し、安物の他社製イヤフォンをバラしてケーブルだけを交換重ねて使用。B&Oに詳しい知人から「生産中止するよ」と聞き、2台目を購入。

断線しやすい、音漏れ絶大なんだが、いいイヤフォン。

 

■beoplay H3

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Jacob Wagnerデザインのアルミ筐体のMk.1を所有。Mk.2は予備でLGモデルを持っていた。いまはMk.1 のみ持ってる。26箇所小さな穴が空いてるので当然ながら音漏れはする。そういう設計。聴きやすいイヤホンです

 

■beoplay H5

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H3と同じくJacob WagnerデザインのBluetoothイヤフォン。最近外出時はこの機種を使用することが多い。ケーブルが捻れやすいこと、私の耳にはフィット感があまり良くないのが難点。ポータブルスピーカーと同様beoplayのアプリで音質調整可能。私はフラットのままで触りませんが。

 

H5のレビューでタッチノイズがひどいとのコメント多いが、掛け方の問題なのではと思います。ケーブルを後ろにしたらそう気にならないように思います。イヤピースの相性もあると思う。付属のイヤピースは使わなず、ビクターのスパイラルドット、Finalのイヤピースを気に入って使っています。

 
 

bang&olufsen beosystem2300

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1991-2000年製造。デザイナーはDavid Lewis。
仕事場用で使っていたouvertureのCDドライブが壊れて、一時はAUXに繋いだAirMacExpress経由し、AirPlayで音楽聴いていたのだが、どうしてもCD聴きたくなって最近手に入れました。

専用金具でスピーカーと一体化。(この金具結構重いんです。。)スピーカーネットはブラックのほか、レッド、イエローを所有してます。

2500シリーズは社会人なりたての頃発売され、展示会を見に行ったが、当時の給料じゃとても手を出せる値段じゃなかった。手をかざすとドアが開く仕掛けは衝撃的だった。CD時代を感じました。

beolab2500との組み合わせは、centuryよりも芳醇なサウンド。使ってるスピーカーユニットは同じなんだと思いますが、アンプと箱サイズの違い。beolab2500はいいスピーカーだと思いました。気に入っています。

 

書き忘れていましたが、我が家にあるB&Oのオーディオ機器4台は全てAirMacExpressを介してAirPlayで音楽聴けるようにしています。

それで思い出しましたが、B&Oって80年代には各部屋にケーブルを敷き、マスターリンクというユニット(正確な名称なんでしたっけ?)の機器を通じ離れた部屋にあるミュージックシステムから音楽を再生出来る「リンクルーム」を打ち出し展開していました。いまはappleのお陰でAirPlayという形で、Wi-Fi使って同様のことが出来るようになったけど、B&Oは20数年前からアナログでやっていたんです。スピーカーをアクティブ化したのも、アンプとスピーカー間を最短で繋ぎ、音質向上させるためでもあったのだが、リンクルームのためでもあったわけです。


beosound3200でオーディオ機器にいち早くHDD積んだのもB&O。カセットのDolbyHXを開発したり、IcePowerでアンプを小型化したりと、あげれば切りが無いのですが、先進的な技術を独自開発し、いち早く製品化しているんです。アルミの加工技術もトップクラス。デザインばかりが目立っているのですが、優秀な技術屋さんなんです。