bang&olufsen beolab penta
system7000と組み合わせているスピーカーのbeolab penta。
1986 - 2000年製造。デザインはLone and Gideon Lindinger-Loewy
アンプレスのパッシブスピーカーbeovoxも併売されてました。(アンプがない分高さは低いです)私のはMk.2モデルです。
ユニット構成は、13cmのウーハー4基、8cmスコーカー4基、2.5cmソフトドームのツイーター1基の計9基のスピーカーが五角形の箱に配置され、最下部にある約200Wのアンプ部でドライブします。
オーディオに詳しい人には通称「バーチカルツイン」と呼ばれる仮想同軸方式のスピーカーです。同時期パイオニアも同じ考え方のトールボーイのスピーカーはありました。
キャビネットを五角形にしているのは、キャビネット内部の定在波の反射を減少を目的にして作られたもの。小スペース、高効率、高音質を目指して作られたスピーカー。
過去のB&Oのスピーカーの流れを全く汲まず、いきなり登場したような記憶があります。アンプ内蔵スピーカーはバイアンプとも言いましたが、同時期イギリスのmeridian audioからもバイアンプのスピーカーは発売されていました。
ソース、音量などを表示するディスプレイが組み込まれていて、PowerLinkケーブルを介して接続するとレシーバー経由で情報が伝達し、表示する仕組みです。
上の写真はMk.2のディスプレイ。
片側が点灯しなくなりeBayでOEM品を買って取り付けたらMk.1用でした。(下の写真)
違いはCDのトラック表示をしないこと。
最終型の方Mk.3はグリーンに変更されました。
Mk.2のディスプレイを探し続けてますがeBayもイギリスの専門店でもなかなか出てこないです。数年前に見つけていたんですが、いざ買おうと思ってHP見たら売れてしまっていて、買い損なった。見つけたら買わないといけないですね、やっぱり。
pentaはミッドレンジのスコーカーのエッジが腐るのは持病。私のも腐ってるだろうなと思いつつ、サランネットを外すのも怖くてずっとそのまま使っていたのですが、ある日恐る恐る開けてみたら・・・案の定エッジはボロボロ。自分で交換しました。
その他、アンプ部分の開閉する機構も壊れやすい。私のも片側は開きっぱなしなので、空けたままにしています。これは海外でOEMの部品売ってます。
発売当初、beocenter9300と並んで展示されていました。いいなぁと思いつつ相変わらずまだその時点では夢のオーディオでした。
結局数年後に手に入れるわけですが、高さ165cmあるし、五角形だし、最初買った時に存在感がありすぎて浮いちゃうんじゃないかと心配していました。いざ部屋に設置しても、そんな浮いた感じはしないし、幅がさほどないので設置はしやすい。所有していて気を遣うのは、引越の時や地震の時倒れないかと心配してしまうことでしょうか。日本でも結構売れた機種なので手に入りやすいスピーカーです。