beolab Pentaをbeovox Pentaにしてみた
我が家のメインスピーカーbola Pentaは、同社初のbeolabスピーカー。構造図の通り、最下部に200Wのアンプ上にスピーカー部が重ねた製品です。
アンプ部がない一般的なスピーカーケーブルで繋げるbeovox Penta(写真左側2番目)とアンプ単体で”beolab200”(写真右)も当時併売されていた。
ではPentaからアンプ部分を取り外して”beovox Penta”として鳴らしてみたらどういうサウンドになるのだろう?と興味が沸いてきた。アンプ部を取り外すのは面倒だが・・・。オーディオ好きの血が騒いで仕方ない(^_^)
思いついた翌日、秋葉原に部材を調達に行き、早速 beovox penta化 に取りかかる。
レシーバーアンプ”beomaster7000”のスピーカー端子はDIN 2 pin端子。太いケーブル通らないし、ひとまずお試しなのでBeldenの細いケーブルで自作。
下記の順にpentaからアンプ部を取り外す
1)本体を寝かせた状態で5箇所のボルトを緩め台座部分を取り外す。
2)アンプ部にある5箇所のボルトを緩め、アンプ部を引き出す
3)スピーカー部をジョイントする長い鉄製の棒を外す
※beolabに戻す際に必要ですので、保管してください
(無くすと手にいれるのが面倒なので注意)
4)スピーカー部の最下部に赤白の端子からアンプから伸びるケーブル(LR音声)、
DIN端子ケーブル(ディスプレイ情報信号のみ送出)を外す。
5)赤白の端子にbeomaster7000につないたスピーカーケーブルをねじ込む
6)台座部分を取り付ける
※beolabからbeovoxにする場合、スピーカー部と台座を留めるネジ(「M4 30ミリなべ小ネジ」を10本準備)を事前準備してください。(準備しないと自立できません)
・・・ということで、beovox Pentaになります(^_^)
beolab Pentaは165cm、beovox Pentaは150cmと高さ15cmの違い。見た目こういう風になります。
取り外したアンプ部”beolab200”は型番通り200W/8Ω。初期型Penta Ⅰは150W/8Ωの”beolab150"。重さ7kg。実際はもっと重たく感じます。
(なお、beovox化するとbeomasterからの情報を送出出来ないので、Pentaのディスプレイは何も表示されません)
実際、beolab Pentaをbeovox化する方は・・・まずいらっしゃらないとは思いますけど・・・B&O製品から他社の製品に買い替えする際、Pentaだけを残す選択肢もあるかと思います。興味ある方は参考にされてください。
逆にbeovox Pentaからbeolab Pentaにする場合、下記が必要です。
●1)アンプ部のbeolab150か200
●2)アンプ部とスピーカー部のネジパーツ 10セット
●3)ディスプレイパーツ(beovoxにはディスプレイパーツは非搭載)
1)アンプ部のbeolab150か200、2)アンプ部とスピーカー部のネジパーツ 10セットはebayなどで根気よく探せば出てきます。
3)ディスプレイパーツはebayでPenta Mk.1のOEMパーツが販売されることもあります。Mk.2,Mk3のディスプレイパーツは入手困難です。
ディスプレイが非点灯でOKでしたら、1)2)を入手すればbeolab化出来ます。