beolove blog(B&O etc)

90年代のBang&Olufsenのオーディオシステム。出張用にポータブルスピーカーを愛用しています。音楽、インテリアなど趣味のものなどいろいろ。

Harman/Kardon Esquire mini 故障(涙)

Esquire miniを貸し出したら「壊れてるよ」と言われた。再生するとビビリ音とノイズが出て聞いてられない。ひとまず六本木ミッドタウンのハーマンストアに相談した。「サービスセンターに送って検品。修理費の見積もり出します。部品交換で5、6千円くらい、部品交換で済まない場合は6千円くらいの負担で新品交換。既に生産中止の製品ですので色は同じものが準備出来ないかも。いま当店ではcoachモデルが1万円で特売中なので、価格差考えると悩ましいとこですよね」と言われた。しかしcoachモデルの派手な外装は好きになれないので全く興味は沸かなかった。

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壊れたEsquire mini

2日後に旅先に、VIFA OSLOと一緒に持って行く予定だった。初日泊まる宿は田舎のビジネスホテルだったのでVIFA OSLOで音楽をかけるわけにはいかない。ひとまずネットで中古品検索したら、ありました!2台、ともにブラックモデルで。悩んだ結果購入し、旅先に持ち出しました。

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新たに購入し旅先へ持ち出し

その後、ハーマンストアより「スピーカーユニットの故障。ユニット交換で修理出来ます。修理費は・・・」と連絡が入り、修理してもらうことにした。所有するポータブルスピーカーの中で旅先に持ち出す比率は少なく、大音量再生が全く似合わないスピーカーなので、どうして故障したのか不思議な気はする。しかし壊れたEsquire miniを持っていても部品取りにもならないし、修理費は中古で買った値段よりも高かったが、少なくとも捨てるのは忍びない。

故障した時に「縁が無かったのな」と思い、Beoplay P2でも買うかと一瞬考えたが、冷静に考えたら小型でいいなと思う製品ってあまりないし、持ち運びが苦にならない超小型に至ってはさらに見当たらない。最近の小型のポータブルスピーカーって「えっ、このサイズでこんな音が・・・」と思わないでもないが、DSPでガツンとという製品ばかりで聴いてて飽きるし疲れてしまう。Esquire miniはたかだか出力4Wだから音に迫力なんてないけれど、流し聴きするのにはいいし、品のいい音を奏でるところが美点。

修理から戻ってきたので、買い足したブラックモデルは音楽好き&オーディオマニアで出張も多い親友にプレゼントしました。旅先での息抜きになればいいなぁと思います。

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それにしても最近の製品は本体交換という製品が多い。ヘッドフォンのBowers&Wilkins P7ですら本体交換のみの対応だった。修理や交換するくらいなら中古で買った方が安いし、メーカーに戻したところで捨てられるんだろうなと。最近の製品は小型化とのトレードオフなのだが、昔の製品のように一部分を直すということがやりにくいのはわかる。モノを愛する者としては気に入ったものを「捨てる」「捨てられる」ということには罪悪感を感じてしまう。なんだか切ない気持ちになるこの頃です。