beolove blog(B&O etc)

90年代のBang&Olufsenのオーディオシステム。出張用にポータブルスピーカーを愛用しています。音楽、インテリアなど趣味のものなどいろいろ。

Styleaudio Carat-Sapphire

StyleaudioのCarat-Sapphireを手に入れた。我が家でTopazを聴き、気に入って導入したオーディオ好きの知人にLEを聴かせたら、Topazとの音の違いに驚き、LE版でない初代Sapphireを購入。その時にボクの所有するLEを貸し出し比較してもらった。その感想を聞き、気になっていたところ、たまたまオークションに出品されていた個体を見つけたので購入した。

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Carat-Sapphire

Sapphire2機種はアナログ部分を左右独立し左右チャンネルが対称となるバランス構造。Carat-Sapphire/LEとの違いはオペアンプが異なること。オペアンプに合わせファインチューニングされている点。Sapphirは中低域の重心が低く癖がない音。SAPPHIRE/LEは若干明るいサウンドでキレがある。若干キャラクターの違いはあるが、どちらも解像度が高く、立体感があり、リッチで精密なサウンドを奏でる。それぞれの機種ならではの良さがあり、甲乙つけがたい。LEと比較した知人が語ってくれた通りだった。

いっときSapphireをじっくり試してみないと、どちらがしっくりくるのかわからないのだが、

どちらも音質については文句なし。ジャンルと気分で使い分けになるかなと思っている。

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Carat-Sapphire(手前)とCarat-Sapphire/LE(奥)

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Carat-Sapphire(下)とCarat-Sapphire/LE(上)

 

ということで、我が家には、Carat-Ruby2、Carat-Topaz signature、Carat-Sapphire、Carat-Sapphire/LEと、4機種のDACが揃ったので並べてみた。

Caratシリーズ4機種(下:左Ruby2、右Topaz signature/上左Sapphire、右Sapphire/LE)

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それぞれに個性があり、鳴らすシステムの構成により相性はある。system7000+beolab PentaにはTopaz signatureよりもSapphire、Sapphire/LEがベストマッチ。TopazとSapphireはオペアンプも一緒、基本設計は同じだが、TopazはUSB,ヘッドフォンアンプ内蔵のPC audio仕様。SapphireはUSB入力、ヘッドホンアンプなし、LR独立した回路でRCAアナログ出力するオーディオ仕様。TopazとSapphireの2機種との違いは明確にわかる。
beosound centuryにはRuby2かTopaz signatureがベストマッチ。TopazとSapphireの2機種との差はさほど感じられない。Carat-Ruby2も他社のエントリーモデルに比べ解像度も高く、いい機種なのだが、より上質なHi-Fi再生を目指すならTopaz signature、SAPPHIRE2機種の方が満足度は高い。

どの機種も数年前の製品で、韓国本国のホームページを見ても、Ruby3くらいしか掲載されておらず、日本の代理店も撤退。ということで新品入手は難しく、デットストック品を探すしかないのだが、頻繁に見かける機種でもなく、オークションや中古販売店で出品されるのをチェックするしかない。出品されたら数千円から2万円くらいとバラツキがある。Sapphire2機種が高値傾向ではあるが、Ruby2とTopazは価格差はほとんどない。オーディオ好きの知人以外でも、インスタで知り合った音楽好きでcentury好きの知人がTopaz-Signatureを購入。ミュージシャンで音楽好きの20代の友達はRuby2を気に入り購入と2名の知人が相次いで購入。全員気に入って使ってくれています。とにかく再生されるサウンドが心地よくなる。もっと音楽を聴きたくなる。音楽好きでなおかつオーディオ好きにはたまらないDACです。

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我が家ではAirMacExpress→光デジタル出力→DAC、AppleTV→TVの光デジタル出力→DACと、iPhone経由でAppleMusicの音楽再生、AppleTVのAirPlayの音声部分のアナログ変換 、 高音質な音楽、映像音声の再生用に、DACを使っています。

AirMacExpressのアナログ変換での再生時とは大違い。AppleMusicがCD並の音質で楽しめます。

century所有する知人はchromecast audioの光デジタル出力で使っていて、視聴せずTopazを購入したのだが、ボクの言葉通り、サブスクリプションサウンドが激変したと語ってくれました。ということで、サブスクリクション系の音楽再生の音質に不満の方は、騙されたと思って試してみてください。驚くほど音質が向上します。

DACを使うようになり、AppleMusicで気に入った音源を見つけたら、アナログ盤やCDを探して買うようになり、音楽の楽しみ方が変化したように感じています。

DSD再生の音楽配信も盛んだし、DSD向けのハイレゾ対応する新しい製品も沢山売られていますが、レコード盤の方が聴いていてしっくりくるとか、カセットテープは意外と音が良かったりなど、オーディオの世界もいろんな楽しみ方があり、必ずしもハイレゾ=音がいいとは単純には言い切れないものです。音楽再生の世界は奥が深いなといつも思います。