beolove blog(B&O etc)

90年代のBang&Olufsenのオーディオシステム。出張用にポータブルスピーカーを愛用しています。音楽、インテリアなど趣味のものなどいろいろ。

beosound centuryいろいろ(2020年1月27日:再訂正)

インスタでcenturyの金具、台座を探していらっしゃる方からコメントをいただきました。参考になればと思い、金具、台座含め、思いついたことを書き記します。

■centuryの壁掛け金具

純正品はもう新品では手に入らないと思います。サードパーティ品ですが、イギリスのSTBbracketsでいまも販売されています。
https://www.stbbrackets.co.uk/en-GB/product/beosound-century-2000/beosound-century-beosound-2000

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左)B&O純正 右)STBbrackets製

部品は純正品もSTBbrackets製も(1)金具、(2)プラスチックの部品。

純正品とSTBbracketsともに斜めに空いた部分にビス留め、本体との取付は「ツメ部分とひっかけるだけ」というのは共通しています。金具本体はSTBbracketsのものは金具が短く、壁留めするビス穴が内側にあります。(下図「STBbrackets金具の取付マニュアル参照)

純正品は上部の写真の通り、金具自体が長く、壁留めするビス穴は両端と結構離れています。(39cm〜42.5cm/実測)

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STBbrackets金具の取付マニュアルより

ebay含めオークションで出品されているものは、(2)プラスチック部品が欠品しているものが多いです。
この部品は本体下部のスリット部分にはめ込んで金具の厚みで下部が浮く状態を防ぐスペーサー。壁にビス打ちで固定する仕様にはなっていません。(純正も同様です)
角材などを両面テープで貼り付けて上下がぐらつかないよう調整すればこの部品はなくても問題ないと思います。
取付は本体重量が13、14kgと重いので、柱部分にしっかり固定するか、壁の補強が必要です。

私はSTBbracketsはB&O製品が大好きな知人から教えてもらいました。これ以外にもB&O用の金具が販売されています。知人はBeoLab 3の壁掛けスタンド「Ceiling Mount」を購入。実際見せていただきましたが、BeoLab 3の純正壁掛け用金具よりも見た目は断然いいです。製品のクオリティも問題もない。注文したら結構すぐに届くと言ってました。

 

■台座

元々標準でついてくるプラスチック製の台座は、前期型も後期型もサイズは同じ。

色はシルバーとブラックと2色あります。

(途中から黒に変更されたような記憶があります)

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台座

オークションに出品されているcenturyは台座なし、本体のみというものが結構が多いです。

台座がなくても本体は直立しますが、地震等で転倒しやすいかも知れません。

台座単体で見つけるのはなかなか苦労すると思います。

取付は2カ所を本体最下部の穴に、突起部分を差し込んでネジ留め。少し本体が後ろ側に反った形となります。

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ネジ留めなくても問題ないですし、ブラックの写真のように1カ所しか突起部分なくてもネジ留めすれば大丈夫です。

 

■ハンドル兼FMアンテナ

当時からオプション品でした。オークション出品しているもので折れたり斜めに曲がったりしているものが結構多いです。アンテナをつけた状態が完成形だと。見た目もいいですから。この部品も単体で見つけるのはなかなか苦労すると思います。

なお、AMアンテナは標準でついてました。2500などの部品で代用出来ます。

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ハンドル兼FMアンテナ


■ガラスドア

別のページにも書きましたが、1995年を境にドアの金具の形状が異なります。

見た目で書くと、下記の通りです。

・初期型:CDのクランパー部分がブラックのもの

 (CDドライブがPHILIPS CDM4、通称スイングアームのもの)

・後期型:シルバーのもの(PHILIPS CD PRO)

この部品単体もなかなか出品されない。特に初期型のものはボクは見たことないです。

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左)後期型 右)初期型

■CDドライブ

CD不調のものも多いですね。メーカーでは修理してくれません。

後期型のPHILIPS CD PROでしたらサードパーティ品が入手可能。アタリハズレあるようですが。個人で修理を請け負う方も結構いますので、そういう方に依頼すれば治ると思います。

ただし、初期型の通称スイングアームの機種は、ピックアップ自体が流通していないです。PHILIPS CDM4でも数種類あり、型番が違うと部品代用出来なかったりします。(beogramCD7000で経験済)

centuryの初期型のCDM4の型番はボクは知らないのですが・・・

(追記:centuryの初期型は「CDM4/38」2500シリーズも同じようです)

なお、両機種ともCD-Rの再生は故障の原因になるのでおすすめしません。

 

カセットデッキ メカ部

ギアのプラスチックパーツは入手困難らしいです。ebayでメカごと売ってるのは見かけたことあります。カセットのメカ部分をそっくりそのまま交換するのはさほど難しくないと思います。分解での組立は。個人で修理を請け負う方に依頼する方がいいのでは。

とはいえ、このカセットデッキは、かなり割り切った設計で、 50 - 14,000 Hzしか出ませんので音は良くないです。

 

■本体中央、下部の操作パネル

ebayで出品あります。ボクもボタンがカスレが気になったので、交換したことあります。ちなみにebayでCDのクランパー(後期型)も単品でよく見かけます。

 

■スピーカーカバー

グレイ、グリーン、イエロー、ブラック、レッド、ブルーの6色。

グリーン、ブラックはたまに出品されていますけど単体ではなかなか入手困難です。

なお、イエローは退色しやすいので注意してください!(色が薄くなる!スピーカー部分が黒くなり、妙に目立つようになる)

海外のサイトでカバーを自分で交換した方がいました。ボクもチャレンジしようと思っているのですが、まだ手つかずです。

※ブルーのカバーを探しています。売ってもいいという方、是非コメントお願いします!

(2019年10月2日訂正)Redのカバー入手し現在5色所有。あとはBlueのみ未入手

■リモコン

beolink1000、beo4推奨。赤外線双方向リモコンbeolink5000のaudio onewayモードでも操作可能。

(2019年6月22日訂正)AUXの切り替えは下記のとおりで可能です。

・beolink1000:”sihft”→”radio”の順に押す
・beo4:"LIST"を押し、"A.AUX"→"OK"ボタンを押す

※以前の投稿でcentutyはリモコンで「AUX」は選択出来ない「仕様」と書いてしまいました。

後期型のcentutyで実験したら「AUX」選択出来ましたので訂正いたします。
ただし前期型centutyは不明。我が家の前期型centutyは
リモコンセンサーが不調でリモコン操作が出来ないのです。もしわかったら書き込みします。

 (2020年1月27日訂正)

beolink1000を使い、初期型centutyで実験したら「AUX」選択出来ました

■ドア不良

ブログの「bang&olufsen beosound century-2」に修理方法を書きました。ドアが開かなくなった、調子が悪いなど、お困りの方、参考にしてください。(結構コツが必要なんですが・・・)

オークション品で購入したもので、ベルトを輪ゴムで代用されてたこともありました。

 

■AUX用のケーブル

B&O製品は「DIN規格のケーブル」を使用しています。(最近の製品は除く)

B&O売店でも売っています。amazonで売ってるものでも代用出来ます。