beolove blog(B&O etc)

90年代のBang&Olufsenのオーディオシステム。出張用にポータブルスピーカーを愛用しています。音楽、インテリアなど趣味のものなどいろいろ。

bang&olufsen beovision avant 55ng(2016-2020/designed by Torsten Valeur/David Lewis Designers)

こちらも縁があり、我が家に嫁入りすることになった。B&O製のモニターテレビ”beovision avant 55ng”。ngはNewGenerationの略です(^_^)

beovision avantは4K対応テレビ。解像度はどちらも3,840×2,160ドット。バックライトはエッジ型。リフレッシュレートhは120Hzに対応。コントラスト比5,000:1。3D表示に対応。電源を切ると自動的に本体下部のスピーカーがディスプレイ部に収納され、電源を入れると、スピーカーが露出する。その動きにあわせて黒いエレクトロニックカーテンがゆっくりと開閉する!
内蔵スピーカーはフロントL/R、センターの3chと背面部にサブウーファーパワーアンプは高域60Wを3基、中域60Wを基、低域60Wを2基と各ドライバーごと合計8台を搭載。7.1chサラウンドデコーダーを内蔵。・・・とまぁテレビとしては贅沢な仕様。
B&Oマニアの知人がbeovision eclipseに買い替えに伴い、我が家に嫁入りすることになったのだが、知人宅では壁掛けのモータースタンドで使用されていたこともあり、SPが下部からせり出す構造上の問題もあり、導入するに際しフロアスタンドを準備しなければ使用不可能。だが既にavantは生産終了品でスタンドは国内在庫はない。イギリスにあるB&O製品用の各種スタンドを製造販売する”stb Brackets” https://www.stbbrackets.co.uk のサイトを見たら固定式フロアスタンドが販売されているではないか!・・・ということで即注文。すると注文後、5日で到着!これには本当に驚かされた!!

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・・・ということで、いつ使うかわからない壁掛けモータースタンドと一緒に我が家に到着!本体重量54.5 kgと驚愕の重さ!!
固定式フロアスタンドに設置。チューナー代わりにBlu-rayレコーダー、appleTVを繋いでみた。。。とても自然な映像・・・派手さはないので、驚愕するような映像ではないが、色味、色合い、映像の深さといい、素晴らしい。
このavantを我が家に入れるために、USMハラーの2段4列のお気に入りのユニットを2段1列に縮小し、avantの設置スペースを確保したが、あまりに手狭となってしまい、導入後1ヶ月半で引っ越し(苦笑) 本体重量54.5 kgのテレビをどう移動させるか悩んだ。このテレビは仮足が元から付属するのだが、元の所有者は持ってない。B&Oに見積もり取ったが、普通の55インチのテレビを購入出来る金額だったので断念。諸々対策した上で引越業者に移動してもらった。

avant用のbeoremote one。Bluetooth接続

【苦労した点 というか注意点】

実は一番苦労したのはテレビの調整などではない。avantとbeolab Pentaとの組み合わせに振り回されました。我が家のPentaはMk.2。メインのsystem7000と一緒に1995年に購入。長らくリビングで活躍したが、system7000に手を加え、別のスピーカーを組み合わせることに決めたから。(それは別の機会に)
beovision avantにはイーサネット型のPowerLink端子が複数個ある。Pentaなどの旧来PowerLinkのDIN 8pinを接続するための変換アダプタを購入。早速avantのPower Link端子とPentaを繋いでみた

RJ45 Power Link変換ケーブル

・・・何と音が正常に出力されない!予備で所有するアンプ部のうち、1台正常に動作するものに交換したら、それだけはちゃんと鳴る!・・・色々と試すがどうやっても片側から出力されない・・・やむなくやり方を変更し、8pin PowerLink端子をRCA端子に変換し、PentaのRCA入力端子に接続したら正常に音出しが出来た!
・・・とはいえ、avant側のセットアップリストにはPentaの名称もある。どうして片方しか鳴らないのか、疑問は残る。それでB&Oのショップに問い合わせして症状を訴えたら、後日連絡があり、「PentaでもMk.3しか対応していない」との回答! 手持ちの予備機のシリアルをよくみたら、予備機はMk.3のアンプ部だった!!・・・ということで故障中の予備アンプを修理。無事にLRともに鳴るようになりました(涙)

beovisionではbeolab PentaはMk.3(もしくはMk.3のアンブ部)しか使用出来ませは(もしくはMk.2で〜Mk.3に配列に変えたケーブルを作れば可能とのこと)

該当する方はほぼいないと思いますが、一応書き記しておきます。

 

引っ越し先ではオーディオと完全分離。リビング脇の部屋にPentaと一緒にavantは鎮座しています。

avant含め、beovisoinの良さは、表現力と色合いに尽きるのだが、映像機器はすぐに慣れてしまうので、あまり意識することはない。しかし他社、パネルの供給元のLG製のテレビをみると、一見して明らかに異なる。

ボクは長らくB&O製品を使っていることもあり、取扱説明書はほとんど見なくてもセットアップ出来たし、操作はすぐに慣れたが、取り扱いや価格含め誰にでも勧められるテレビではないとは思う。beoremote oneがないと電源をいれることすら出来ません。そしてテレビとしては高音質だが、beolabのスピーカーと接続しないと本領発揮はしない。我が家は残念ながら純正の回転スタンドではなく、固定式フロアスタンドだが、その点は何の不満はない。シンプルかつ美しいテレビだと思う。

ちなみにスタンドは、フロアスタンド、壁掛けスタンド、テーブルスタンドの3種類。ヤフオクでたまに出品されるが、デリケートなテレビだし、重量が重量だけに、ヤマトのらくらく家財便は対応しない。専用の仮足がないと厳しいし、多少の運搬ノウハウと、セッティングに関する知識は必要。仮に運搬出来たとしても階段をあげて2階などへの運搬は無理ではないが超大変!エレベーターありのマンションもしくは一軒家なら1階の設置。どう考えてもB&O売店に依頼して運搬、インストールするしかないかなぁ。ただし4名がかりでの作業になるのでウン十万円請求されますが。新品価格を考えるとやむなしかと。ヤフオク出品のものの購入を考えておられる方はよく考えてから購入された方がいいと思います。

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引っ越し先のbeovisoin avant,beolab Penta