bang&olufsenbeogramCD7000のCDトレイ
CD7000は、トレイは厚み3mmのアルミ板の削り出し。12cmと8cmのCDをセット出来るように、溝が削り出されていて、CDをセットします。
トレイを開く時は左端のopen/closeを押す。閉じる時はCDセットした状態で「左端のopen/closeを押す」、「右端のplayを押す」、もしくは「CDトレイを軽く押す」。するとアルミの削り出しのトレイがスーッと出たり、閉じたりします。買って初めて見た時はあまりのスムーズさと仕上げの良さに驚きました。
仕組みは下の内部写真を見てもらえばわかりやすいのですが、ゴムリング、糸、プーリー、モーターの組み合わせ。ギア類を使っていないので、瞬時にスッと開閉。トレイの厚みにあわせた薄めの穴にトレイが吸い込まれていきます。
写真はCD5500のものですが、CD6500、CD7000も機構は同じ。トレイ形状がCD6500、CD7000から8cmCDに対応かどうかの違いです。CD7000のドア開閉の調子が悪い時は、ゴムと糸を調整すれば直ります。(写真引用:http://www.lampizator.eu/lampizator/REFERENCES/Bangandolufsen/Bang%20&%20Olufsen%20CD5500%20CD%20player.html)
初代のbeosystem5000のCDプレーヤー「CD50」のみ機構が全く異なり、ドライブが上部逆さまに取付されています。本体下部のフタが開き、レコードプレーヤーのbeogramみたいな印刷されたトレイにCD盤面をセットして再生します。(実物は見たことがないですが)
しかし油断すると厄介なトラブルを引き起こすことがあります。
ディスクをきちんとトレイに乗せてトレイを閉じないとCDが挟まり、トレイが途中で止まってしまうのです!
そうなったら、電源を落とし、本体上部を取り外し、ゆっくり手動でトレイを動かし、CDを取り出すしか術はありません。
過去に6回くらいそういう目に遭いました。また挟まるのではないかと思い、背面ネジ2カ所を留めないまま、いつでも上蓋を外せるようにしていた程です。
12cmCDは毎回無事に取り出せるんです。
しかし8cmCDは・・・無残にCDは割れました(涙)
そのCDこそXTC ”Orange & Lemons”のUK限定版8cmCDシングル3枚組。慌ててもう1セット買い直したので2セット持っています(涙)
以降このアルバムをCD7000で聴いたことが一度もないことは言うまでもありません。
下の写真はinstagram用にトレイにCDをセットした写真。もちろん再生していません(苦笑)このトレイ、時間が経つと勝手にトレイが収納されてしまうので、セットして写真を撮影してすぐに片付けたのは言うまでもありません。
以前は8cmCDを12cmCDに変換するアダプターが売ってましたが、引越で紛失したので、以降、8cmCDはcenturyかbeosystem2300で聴くようにしています。
bang&olufsen beosound centuryとbeosystem2500系のスピーカーネット
長年探していたRedのスピーカーネット。状態もとても良い。照明の色や光の加減で多少見え方は違うのですが、RedといってもWineRedに近い落ち着いた色です。夜は色が沈んで見えるのでシックに見えます。
beocentralのbeosound centuryのページに年代別で販売されたカラーが紹介されていますが、当初はBlue、Green、Red、Grayの4色展開。当時のカタログに紹介されていたのはGreenが圧倒的に多かったのでイメージカラーだったのかも知れません。
表では1996年からBlack、Yellowの2色が追加されていますが、blackは創業70周年記念モデルとして1995年に販売。ボクは70周年記念モデルを買ったので間違いないです。結局そのまま最後までblackは販売され、翌年1996年にyellowが追加されたような覚えがあります。ですから最初買ったのはblack。以降、1998年頃にyellowのスピーカーネットを秋葉原のヤマギワリビナで購入。以降、Green、Grayを。Yellowは退色と汚れが目立つようになったので追加で2セット、そして今回Redを購入。あとBlueが揃えば6色全部揃います。
ebay含め国内外で長年centuryのスピーカーネットを日々探しているのですが、Redは本体の出品でたまに見かけるのですが、Blueは本体は1度だけ、スピーカーネット単体は見かけたことがない。一番目にするのはGreen。次にBlack、Yellowと続きます。但しYellowはいい状態のものがなかなかありません。
Yellowは本当に素敵ないい色なんですけど、長く使うと写真左側のように全体的に退色し、スピーカー開口部の黒ずみが目立つようになります。ネットオークション等でYellowを買う時はよく観察して買うか、直射日光の当たらない場所に設置する、出来れば普段使い用に他の色の交換用ネットを探した方がいいと思います。
その点、Black、Green、Red(多分Blueも)はその心配がほぼないと思って良いので、安心して末永く使えると思います。
Yellowは最初に買った1セットは布地を張り替えるつもりで写真の中央、右のように分解。布地の取付はプラスチックのフレームに布をエポキシ樹脂で圧着し、固定させなければならず、うまく張れるか自信が持てず、そのまま放置したままです。
あと残り2セットのうち1セットは片側が多少退色しているので普段使い用に。もう1セットはほぼ新品のデットストック品。入手して確認のために一瞬取付た後、ビニールで梱包、元箱に入れ、暗所で大切に保管しています。
ちなみにスピーカーネットの交換には、少しコツがあります。四角の計4本のネジ留めなんですが、先端が差し込み、途中にプラスチックで出来たスリットがあり、本体側にスピーカーネットの突起を刺して固定しなければなりません。
取り外し〜交換までの流れを文章にすると、下記5ステップです。
1)ケーブル類、ガラスドア、台座を外し、四角の計4本のネジを外す
2)スピーカーネットの端を少し浮かせて用心深く外す
3)本体を寝かせた状態で交換するスピーカーネットを1/3〜1/2未満で差し込んで、
浮きがないことを確認し、側面からコンコンと叩きながら押し込んでいく
4)両端の段差がしっかり入ったのを確認し、背面を向ける
5)背面の4カ所ネジを留め。ガラスドア、台座、ケーブル類を取付
・・・意外と面倒くさい(苦笑)
centuryのスピーカネット側のネジ受けはプラスチック製なので、所定の位置にスピーカーネットを取付し、ネジ留めしないと、ネジ受け側を破損してしまうので注意が必要です。
個人的にはYellowはPOPすぎず彩りがあっていい。Grayはシックで品のいい色。Gray も汚れが目立ちはじめると黒っぽくなりますが、味が出て悪くはないです。Blackは初期型のcenturyと組み合わせるとつや消しのオールブラックとソリッド感が出るのでそれはそれで良い。Greenは少しくすんだ色なので、夜は沈んでシックに見えるし、どんな部屋にもマッチします。なかなか考えられたカラーセレクトだなと思っています。
オーディオもカラーが変わると見た目だけでなく気分も変わるので楽しいものです。当時このような色を変えられるオーディオはbeosystem2500系とcenturyしかなく、新鮮に感じました。レコードの時代からCD、音楽配信と音楽ソースの変化に伴い、オーディオの位置づけも様変わりしたように思います。CDメインに据えた製品を開発するにあたり、デザイナーのDavid Lewisは、オーディオの位置づけが変わると考え、beosystem2500系、centuryをデザインしたのだろうと思っています。
部屋の雰囲気、気分にあわせてカラーを変えられる・・・そういう使い方が似合うのはcenturyの良さかも知れません。
当時全色揃えておけば良かったんですが、その発想もなく、そこそこいい値段したので買いそびれてしまいました。
参考までに書き記しますが、beosystem2300、2500、ouvetture等のbeosystem2500系に組み合わされるスピーカー「beolab2500」のスピーカーネットもカラーは選べました。beocentralで調べたらファブリック9色、2002年〜追加されたアルミメッシュ仕上げが5色あるのだそうです。
スピーカーネットの素材はシルキーで細やかな織りの布が使われ、ビビッドな色使いと、Centuryとは異なります。beosystem2500系はcenturyの方がファブリックの占める割合は少なく、beolab2500の内側はつや消しブラック仕上げ、レシーバー本体はブラックとシルバー仕上げ、スピーカーネットの占める割合は2/5程度ですから、あえて少し明るめの配色にしたのかも知れません。beolab2500のスピーカーネットは「はめ込み式」なのでcenturyに比べ交換は楽です。
現在、手元にあるのはファブリック仕上げのblack、Red、Yellow、Blueの4色。使う頻度はblack、Red。Yellowもcenturyで印象が良かったので買ってみたんですが、一度も使ったことはありません。beosystem2500系は落ち着いたカラーの方が似合う気がします。その他はビビッドで微妙なカラーが多く、あまり好みに合わないので、beolab2500用のスピーカーネットは多分集めないと思います。
2002年以降、beosound1にあわせてbeolab2500 Mk.2として追加されたアルミメッシュ仕上げのスピーカーネットは持っていないし、そのまま古いbeolab2500に取付可能かはわかりません。ebayで出品されていた写真で見ると、裏側にプラスチックの突起があったので多分古いbeolab2500には取付られないのではと想像しています。
個人的にはアルミメッシュ仕上げはレシーバー本体の雰囲気とは異なるので、ファブリックの方がbeosystem2500系には断然似合うと思っています。
beosound centuryいろいろ(2020年1月27日:再訂正)
インスタでcenturyの金具、台座を探していらっしゃる方からコメントをいただきました。参考になればと思い、金具、台座含め、思いついたことを書き記します。
■centuryの壁掛け金具
純正品はもう新品では手に入らないと思います。サードパーティ品ですが、イギリスのSTBbracketsでいまも販売されています。
https://www.stbbrackets.co.uk/en-GB/product/beosound-century-2000/beosound-century-beosound-2000
部品は純正品もSTBbrackets製も(1)金具、(2)プラスチックの部品。
純正品とSTBbracketsともに斜めに空いた部分にビス留め、本体との取付は「ツメ部分とひっかけるだけ」というのは共通しています。金具本体はSTBbracketsのものは金具が短く、壁留めするビス穴が内側にあります。(下図「STBbrackets金具の取付マニュアル参照)
純正品は上部の写真の通り、金具自体が長く、壁留めするビス穴は両端と結構離れています。(39cm〜42.5cm/実測)
ebay含めオークションで出品されているものは、(2)プラスチック部品が欠品しているものが多いです。
この部品は本体下部のスリット部分にはめ込んで金具の厚みで下部が浮く状態を防ぐスペーサー。壁にビス打ちで固定する仕様にはなっていません。(純正も同様です)
角材などを両面テープで貼り付けて上下がぐらつかないよう調整すればこの部品はなくても問題ないと思います。
取付は本体重量が13、14kgと重いので、柱部分にしっかり固定するか、壁の補強が必要です。
私はSTBbracketsはB&O製品が大好きな知人から教えてもらいました。これ以外にもB&O用の金具が販売されています。知人はBeoLab 3の壁掛けスタンド「Ceiling Mount」を購入。実際見せていただきましたが、BeoLab 3の純正壁掛け用金具よりも見た目は断然いいです。製品のクオリティも問題もない。注文したら結構すぐに届くと言ってました。
■台座
元々標準でついてくるプラスチック製の台座は、前期型も後期型もサイズは同じ。
色はシルバーとブラックと2色あります。
(途中から黒に変更されたような記憶があります)
オークションに出品されているcenturyは台座なし、本体のみというものが結構が多いです。
台座がなくても本体は直立しますが、地震等で転倒しやすいかも知れません。
台座単体で見つけるのはなかなか苦労すると思います。
取付は2カ所を本体最下部の穴に、突起部分を差し込んでネジ留め。少し本体が後ろ側に反った形となります。
ネジ留めなくても問題ないですし、ブラックの写真のように1カ所しか突起部分なくてもネジ留めすれば大丈夫です。
■ハンドル兼FMアンテナ
当時からオプション品でした。オークション出品しているもので折れたり斜めに曲がったりしているものが結構多いです。アンテナをつけた状態が完成形だと。見た目もいいですから。この部品も単体で見つけるのはなかなか苦労すると思います。
なお、AMアンテナは標準でついてました。2500などの部品で代用出来ます。
■ガラスドア
別のページにも書きましたが、1995年を境にドアの金具の形状が異なります。
見た目で書くと、下記の通りです。
・初期型:CDのクランパー部分がブラックのもの
(CDドライブがPHILIPS CDM4、通称スイングアームのもの)
・後期型:シルバーのもの(PHILIPS CD PRO)
この部品単体もなかなか出品されない。特に初期型のものはボクは見たことないです。
■CDドライブ
CD不調のものも多いですね。メーカーでは修理してくれません。
後期型のPHILIPS CD PROでしたらサードパーティ品が入手可能。アタリハズレあるようですが。個人で修理を請け負う方も結構いますので、そういう方に依頼すれば治ると思います。
ただし、初期型の通称スイングアームの機種は、ピックアップ自体が流通していないです。PHILIPS CDM4でも数種類あり、型番が違うと部品代用出来なかったりします。(beogramCD7000で経験済)
centuryの初期型のCDM4の型番はボクは知らないのですが・・・
(追記:centuryの初期型は「CDM4/38」2500シリーズも同じようです)
なお、両機種ともCD-Rの再生は故障の原因になるのでおすすめしません。
■カセットデッキ メカ部
ギアのプラスチックパーツは入手困難らしいです。ebayでメカごと売ってるのは見かけたことあります。カセットのメカ部分をそっくりそのまま交換するのはさほど難しくないと思います。分解での組立は。個人で修理を請け負う方に依頼する方がいいのでは。
とはいえ、このカセットデッキは、かなり割り切った設計で、 50 - 14,000 Hzしか出ませんので音は良くないです。
■本体中央、下部の操作パネル
ebayで出品あります。ボクもボタンがカスレが気になったので、交換したことあります。ちなみにebayでCDのクランパー(後期型)も単品でよく見かけます。
■スピーカーカバー
グレイ、グリーン、イエロー、ブラック、レッド、ブルーの6色。
グリーン、ブラックはたまに出品されていますけど単体ではなかなか入手困難です。
なお、イエローは退色しやすいので注意してください!(色が薄くなる!スピーカー部分が黒くなり、妙に目立つようになる)
海外のサイトでカバーを自分で交換した方がいました。ボクもチャレンジしようと思っているのですが、まだ手つかずです。
※ブルーのカバーを探しています。売ってもいいという方、是非コメントお願いします!
(2019年10月2日訂正)Redのカバー入手し現在5色所有。あとはBlueのみ未入手
■リモコン
beolink1000、beo4推奨。赤外線双方向リモコンbeolink5000のaudio onewayモードでも操作可能。
(2019年6月22日訂正)AUXの切り替えは下記のとおりで可能です。
・beolink1000:”sihft”→”radio”の順に押す
・beo4:"LIST"を押し、"A.AUX"→"OK"ボタンを押す
※以前の投稿でcentutyはリモコンで「AUX」は選択出来ない「仕様」と書いてしまいました。
後期型のcentutyで実験したら「AUX」選択出来ましたので訂正いたします。
ただし前期型centutyは不明。我が家の前期型centutyはリモコンセンサーが不調でリモコン操作が出来ないのです。もしわかったら書き込みします。
(2020年1月27日訂正)
beolink1000を使い、初期型centutyで実験したら「AUX」選択出来ました
■ドア不良
ブログの「bang&olufsen beosound century-2」に修理方法を書きました。ドアが開かなくなった、調子が悪いなど、お困りの方、参考にしてください。(結構コツが必要なんですが・・・)
オークション品で購入したもので、ベルトを輪ゴムで代用されてたこともありました。
■AUX用のケーブル
B&O製品は「DIN規格のケーブル」を使用しています。(最近の製品は除く)
B&O販売店でも売っています。amazonで売ってるものでも代用出来ます。
bang&olufsen system7000&beolab Penta(その2)
ユニットをくみ上げたあと配線をやり直し音を鳴らしてみました。スピーカーの間にTVを設置すると音が濁ると心配していましたが、さほど気にならないレベル。試しに音楽ビデオを見て見ようと、クラフトワークの3D the catalogueのBlu-rayを再生すると・・・映像に引き込まれてしまってずっと見入ってしまいました。
映像は2ch再生、サラウンドにはしていません。昔、B&Oを導入する以前、サラウンドを入れたことあるんですが、音がいじれる楽しさはあるのですが、その分混乱してしまい2chでしっかり音を奏でた方がいいのではと思い、すぐに2chに戻しました。
ユニットの高さが3段目から1段下がり2段700mmになったのでレコードの掛け替えは楽になりました。
以前投稿した写真と見比べたらわかるのですが、system7000の高さが40mmあがっています。USMハラーのユニットを組み替える前なのですが、オーディオマニアの知人がオーディオインシュレーター、MDF材を持参して来訪。一緒にあれこれ試行錯誤した結果、MDF材をインシュレーターがわりにPenta、system7000の4台の機器、DACの下に敷いてみたら、低域のモコモコ感がなくなり、音の抜けが良くなりました。
カーボンのインシュレーターも敷いたのですが、MDF材がしっくりきました。新聞紙1枚を敷くというのも結構効果があったんです。ちょっとびっくり。centuryの下、system2300の下もMDF材を敷きました。どれも効果はありました。
system7000の4台の機器用はMDF材のままではMDF材が目立ってしまうので、黒のマットな質感のテープで巻き不自然でないようにしました。新聞紙1枚でも音が変わるので知人に怒られそうですが、見た目も大事なので。
知人いわく敷く絨毯でも結構音が変わるんだそうです。
先日知人のインスタにはJBL4333の前に動物用マットを敷いて試している写真がUPされていました(^_^)
B&Oはケーブルも大していじれないのでマニアックなチャレンジ手をつけなかったのですが、やっぱり違うものだと実感。おもしろいんですが、オーディオ道も険しいなぁ。
USMハラーのTV、オーディオ用ユニット
TV、映像機器とB&O system7000を収納するユニットを組みました。カラーはピュアホワイト機器収納を考えてW500mm2列、H350mm3列D500mmに。
上部にTVとsystem7000を。ユニット内部にBlu-rayレコーダー、VHS/DVレコーダー、LDプレーヤーの映像機器。他はレコード、LDなどを収納。
上部にエクステンションシェリフを取り付け、リモコン収納出来るようにしました。ユニット全てにドロップダウンドア付けたので見た目はすっきり。
組み上げに2時間程度。バラバラのパーツが組み上がっていくところは感慨深いものがありました。フレーム組み上げよりもパーツ取り付けと同じくらい時間かかり、パーツの部品は似通ったパーツも多い。組み上げは素人では難しいなぁと思いました。
これまでsystem7000とbeosound centuryを乗せてた3列3段のユニットは脇に移動。その隣にはハラーで組んだデスクを並べています。ピュアホワイトで統一されたハラー達が横に並んでいるのは壮観です。
TVボードも色々悩みました。一時期BISLEYで取り扱っている「system180」にしようかと考えたこともあります。system180はスイスのお隣のドイツ製。フレームパーツを組み、木製パネルでドアなどのパーツが取付るシステム。同じドイツのiPのボードっぽい木製のパネルが使われています。
system180のフレームの無骨さがもの凄く気に入って真剣に購入を考えたのですが、system180のドア、パネル類は木製の塗装品であるので元々部屋にあるUSMハラーのシステムとのマッチングがどうかという懸念、買うなら映像機器を見せないようにしたいと思いましたので、悩みに悩んでUSMハラー、同じピュアホワイトのカラーを選びました。system180ならオープンラックの方が断然かっこいいと思います!
USMハラーもsystem180もどちらも堅牢。揺らしてもぐらつきなどは一切なく、重量もどちらもかなりヘビー。(ドアなどつけるとUSMハラーの方がより重いと思います)
USMハラーの4列2段のユニットは多少前後にずらす程度は出来ますが、二人がかりでかかえての移動は無理。
日本ではUSMハラーは結構みかけるのですが、system180はあまり見かけない。表参道のZARA HOMEには、商品ディスプレイ用として組まれた大きなsystem180のユニットが使われています。ZARA HOMEはボクの趣味ではないのですが、展示什器はかっこいいです!インテリア好きの方は見に行ってみてください。
bang&olufsen beolink7000
1992〜1995年の3年間販売された双方向性リモコン。デザインはDavid Lewis。ドイツ出品のオークションに若干傷がある動作品として出品されていたものを購入しました。
クレドールの電圧は220Vの欧州仕様。到着し手持ちの変圧器を繋ぎリモコン本体をセットしたら…しっかり点灯!問題なく充電もできました!
system7000購入時に一緒についていたbeolink7000、beosystem7000の日本語マニュアルを見ながらセットアップしました。下部のアルミ板に触れると起動。テーブルに置いた状態であればオペレーション部分がモーターで起き上がる!
操作は黒いパネル浮かび上がる赤い表示とブルーの液晶に表示される文字をタッチすれば良い。
century、system2500、2300、beocenter9000シリーズは本体で全ての操作なのでリモコンはなくてもさほど問題ないのですが、system7000は本体では音量調整出来ない、beomasterとの赤外線の双方向性コントロールで使用する製品なので、双方向性リモコンのbeolink7000、5000の2機種の中から選ばないといけないのだが、beolink7000は20万円、beolink5000は75000円(涙)・・当たり前だがbeolink7000を買って音が良くなるわけでもないし、予算の関係もありbeolink5000を選びました。(片方向性の普通のbeolink1000でも問題なく使えるんですが、そのことは後年知りました)
そういいつつもbeolink7000いつか手に入れられたらと思って長い間ebayや専門店のサイトで探していたのですが、beolink7000は生産年数もわずかだし、生産数も少ないからでしょうか、ミントコンディションのものは10〜12万円前後で取引されていて、イギリス、ドイツ出品が多いみたいです。スタンド型のクレドールも5万円〜と依然高値で取引されています。手元にbeolink7000がくる日が来るとは思ってもみませんでした。
びっくりするほど大きいし重い。決して操作しやすいわけではないが、26年前の90年台初頭によくこんなもの作ったもんだ、凄いなぁと感心しました。
23年目にしてメーカー推奨のbeosystem7000(beosystem7000完全版(笑))が揃うことになろうとは!感慨深いです。
bang&olufsen becord7000
カセットデッキのbeocord7000が修理から戻ってきました!これで久しぶりにbeosystem7000の機器4機種が勢揃い。4段重ねにしました。
4機種の本体のサイズが同じなので、横に2段×2列で並べても格好いい。(私の写真ではないですが転載します)
1機種づつ横に4台並べても様になります。以前mixiで4台並べてる所有者の方の写真を拝見したことがありますが、ほんと羨ましいなと思いました。
久しぶりにリモコン(beolink5000)の「ATAPE」を押してカセットデッキに切り替えたら、beolab Pentaのディスプレイに「TP 1」の表示が!何年前振りにこの表示を見たことか(涙)
beocord7000の本体の「Display」ボタンを押すと・・・
「LEVEL」(録音再生レベル表示)、「TRACK」(曲目表示)と切り替わり、早送り巻き戻りすると、赤いインジゲーターが左右に動いて表示します。そんな機能があったことはすっかり忘れていました。
動作チェックを兼ね、何十年ぶりかにカセットテープを再生してみました。意外といい音がしてビックリしました。この機種云々というより、カセットテープの音ってこんなに良かったんだなと。CDや音楽配信の音に慣れてしまっているので、アナログのサウンドっていいもんだなと改めて感じたのが今回一番の収穫かも知れません。修理明細みたら相当大変だったみたいで・・・いつも修理頂いている技術者の方にいつもながらですが感謝というしかありません。放置しておくとまた壊れてしまうので、たまにカセットテープ再生しながら、大切に使い続けたいと思っています。
あとはリモコンのbeolink7000が揃えば「beosystem7000完全版」になります。(なんか映画のタイトルみたいですが)