beolove blog(B&O etc)

90年代のBang&Olufsenのオーディオシステム。出張用にポータブルスピーカーを愛用しています。音楽、インテリアなど趣味のものなどいろいろ。

bang&olufsenbeogramCD7000のCDトレイ

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CD7000は、トレイは厚み3mmのアルミ板の削り出し。12cmと8cmのCDをセット出来るように、溝が削り出されていて、CDをセットします。

トレイを開く時は左端のopen/closeを押す。閉じる時はCDセットした状態で「左端のopen/closeを押す」、「右端のplayを押す」、もしくは「CDトレイを軽く押す」。するとアルミの削り出しのトレイがスーッと出たり、閉じたりします。買って初めて見た時はあまりのスムーズさと仕上げの良さに驚きました。

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仕組みは下の内部写真を見てもらえばわかりやすいのですが、ゴムリング、糸、プーリー、モーターの組み合わせ。ギア類を使っていないので、瞬時にスッと開閉。トレイの厚みにあわせた薄めの穴にトレイが吸い込まれていきます。

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CD7000と機構は同様のbeogramCD5500の内部写真。(引用:lampizator.eu

写真はCD5500のものですが、CD6500、CD7000も機構は同じ。トレイ形状がCD6500、CD7000から8cmCDに対応かどうかの違いです。CD7000のドア開閉の調子が悪い時は、ゴムと糸を調整すれば直ります。(写真引用:http://www.lampizator.eu/lampizator/REFERENCES/Bangandolufsen/Bang%20&%20Olufsen%20CD5500%20CD%20player.html

 

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beogramCD50(写真引用:beoworld.com)

初代のbeosystem5000のCDプレーヤー「CD50」のみ機構が全く異なり、ドライブが上部逆さまに取付されています。本体下部のフタが開き、レコードプレーヤーのbeogramみたいな印刷されたトレイにCD盤面をセットして再生します。(実物は見たことがないですが)

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12cm、8cmのCDの幅にあわせて溝が削り出されたトレイ部

しかし油断すると厄介なトラブルを引き起こすことがあります。

ディスクをきちんとトレイに乗せてトレイを閉じないとCDが挟まり、トレイが途中で止まってしまうのです!

そうなったら、電源を落とし、本体上部を取り外し、ゆっくり手動でトレイを動かし、CDを取り出すしか術はありません。

過去に6回くらいそういう目に遭いました。また挟まるのではないかと思い、背面ネジ2カ所を留めないまま、いつでも上蓋を外せるようにしていた程です。

 

12cmCDは毎回無事に取り出せるんです。

しかし8cmCDは・・・無残にCDは割れました(涙)

そのCDこそXTC ”Orange & Lemons”のUK限定版8cmCDシングル3枚組。慌ててもう1セット買い直したので2セット持っています(涙)

以降このアルバムをCD7000で聴いたことが一度もないことは言うまでもありません。

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無残に割れたCD 

下の写真はinstagram用にトレイにCDをセットした写真。もちろん再生していません(苦笑)このトレイ、時間が経つと勝手にトレイが収納されてしまうので、セットして写真を撮影してすぐに片付けたのは言うまでもありません。

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CD7000のトレイにに8cmCDを置いてみた

以前は8cmCDを12cmCDに変換するアダプターが売ってましたが、引越で紛失したので、以降、8cmCDはcenturyかbeosystem2300で聴くようにしています。